FX自動売買のEAを稼働できるMT4ではVolume(ボリューム)つまり出来高を表示させることができます。株式市場において出来高とは、期間中に成立した売買の数量を表しますが、EAを稼働できるMT4ではティックの数をVolume(ボリューム)として表示します。ティックとはFX用語で、価格変動の時間を示す最小単位を表します。多くの人にとってFXのチャートはローソク足でのチャートの方が馴染みがあり、「1分足」のような時間足チャートを確認することに慣れていると思いますが、ティック式のチャートは価格変動のたびに更新されるため時間足よりも細かい単位での値動きを確認でき、より細かい分析が可能です。MT4でVolume(ボリューム)を表示する方法はいくつかあり、上部メニューにある「Charts」から「Volumes」を選択する方法や、チャートの上で右クリックして「Volumes」を選択する方法があります。Volumes はMT4に標準で搭載されているオシレーター系インジケーターです。インジケーターVolumesを使うと、例えばブレイクアウトの信頼性を判断するのに役に立ちます。ローソク足だけでなく出来高にも注目できるトレーダーになれば一段階上の分析ができるでしょう。
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