チャートの右上に出るニコちゃんマークは、EAがちゃんと動ける状態かどうかを教えてくれるサインです。笑っていれば準備OK、への字顔なら取引が止まっているか、止める設定になっている可能性が高いです。顔そのものが出ていない場合は、そもそもそのチャートにEAが載っていないことが多いです。
ニコちゃんマークにするための基本は三つだけです。まずEAをチャートに載せます。次に画面上部の自動売買ボタンをオンにします。最後にEAの設定画面で取引を許可にします。これで右上がニコちゃんマークになれば、EAが動く準備が整った合図です。ここで覚えておきたいのは、ニコちゃんマークだからといってすぐに注文が出るとは限らないことです。EAの条件がそろっていなければ、ニコちゃんマークニコちゃんマークのまま静かに待機します。たとえばスプレッドが広い時間帯を避ける設定になっていたり、指定した時間以外は新規を出さないルールが入っていたりすると、顔は笑っていても注文は出ません。
ニコちゃんマークにならないときの定番チェックも順番に見ていきます。まず自動売買ボタンがオフになっていないかを確認します。オフだとすべてのEAが止まります。次にEAの設定画面で取引を許可が外れていないかを見ます。ここが外れていると、そのEAだけが止まります。さらにツールのオプションにある自動売買の項目で、口座を切り替えたら自動売買を止めるなどのチェックが入っていないかも見てください。思わぬタイミングでオンがオフに変わる原因になります。チャートの通貨や時間足を変えたときに止まる設定が入っている場合も同じです。
それでも笑わないなら、ログを見てヒントを探します。画面下のエキスパートとジャーナル(動作の記録が並ぶログ)に、エラーや注意が出ていないかを確認します。たとえば口座の権限が閲覧専用になっている場合は注文できません。いわゆる投資家パスワード(閲覧専用のログイン)で入っていると、見たりテストしたりはできますが実際の発注はできないので、顔が笑わないか、笑ってもエラーが出ます。回線が切れている、サーバーへつながらない、取引時間外といったケースでも、注文は出ません。こうした状況はジャーナルにメッセージが残ることが多いので、困ったときの手掛かりになります。
ときどき誤解されやすい点も整理しておきます。ニコちゃんマークは「EAが動ける状態」の印であって「今すぐ取引が発生する」という約束ではありません。また、ニコちゃんマークニコちゃんマークでも発注が混み合う時間帯(例えば重要指標発表直後)には注文が通りにくく、ロジックどおりに発注されないこともあります。逆に、への字顔のまま放置すると、条件がそろっていてもEAは何もしません。気づかずに機会を逃さないよう、運用を始める前に顔の状態を必ず確認する習慣をつけると安心です。
実務では、テストから本運用に切り替える瞬間に設定が変わってニコちゃんマークニコちゃんマークが消えることがよくあります。プロファイルやテンプレートを切り替えた、チャートを開き直した、別口座にログインしたといった操作で自動売買が自動的にオフになる設定が働くためです。切り替えの後は必ず右上の顔を見て、自動売買ボタンとEAの取引許可をセットで再確認してください。複数のEAを動かしているなら、マジックナンバーはそれぞれ別にしておくと、顔は笑っているのに別のEAの注文を触ってしまうといった混乱を減らせます。
最後に、ニコちゃんマークと成績は別の話だということも意識しておくと落ち着いて運用できます。顔はあくまで動作状態の表示です。実際の成績は、どの条件で入るか、どのくらいのロットで取るか、どんな時間帯を避けるかといった中身で決まります。顔をニコちゃんマークニコちゃんマークに保つのは出発点であり、そこから先は日々の見回りと調整がものを言います。
以上のように、ニコちゃんマークはEAの現在地を教えてくれる大事なサインです。ニコちゃんマークニコちゃんマークなら準備OK、への字なら止まっている合図、と覚えておき、困ったときは自動売買ボタン、EAの取引許可、オプション設定、ログの順に落ち着いて確認していけば、初心者の方でも迷わずに直せます。顔の状態を味方にしながら、安心してEA運用を進めていきましょう。